オナニーすると亜鉛が減り悪影響|薄毛や味覚障害の原因にも

亜鉛をたっぷりとったらオナニーが気持ち良くなる。そういった話の一方で、オナニーをする度に亜鉛が減ってしまう。そうした影響も心配されます。

１．オナニーすると起こる悪影響

成人男性が１日に必要な亜鉛の量は、８～１０ミリグラムと言われています。これは通常、食事を３食ほどよいバランスで食べていれば取れる量です。

ただオナニーをしてしまうと、毎回１ミリ前後、亜鉛を消費してしまうんですね。亜鉛は男性ホルモンのテストステロンを生み出すのにも活躍しますし、味覚の元にもなります。

オナニーしすぎると亜鉛不足になり、薄毛や味覚障害が起こりやすくなります。

２．亜鉛と精子の関係

亜鉛は精子の生産に必要となる栄養素です。だから精子の中に亜鉛が含まれています。射精すれば減少するのは当然です。

ここで多くの人が勘違いしやすいのが、亜鉛は"精液"には影響がありません。つまり亜鉛がたっぷりあれば"精子"は増えますが、精液には影響ありません。

よく、亜鉛をとると精液が増えてドバドバでるという人がいますが、それは亜鉛の影響ではありません。あくまで精液中にわずか1パーセントしか含まれない精子の量が増えるだけです。

射精時の勢いは変わりませんが、でるときに精子が増えると、どろっとした感覚があるので気持ち良さはアップします。

３．亜鉛不足を補うには

毎日の食事にプラスアルファで、サプリメントを補うのが良いでしょう。亜鉛は消費されやすいものですから。亜鉛サプリといえばDHCが安いし含有量も多いのですが、あまりオススメできません。

人工的な成分で作られているので、摂取した割には体への吸収率が良くありません。含有量よりも「天然成分から抽出した亜鉛」入りのサプリをとるのが一番です。

DHCだと数百円で住むのに対し割高になりますが｢牡蠣を含んだサプリ」を摂取するのが、よりしっかりと体の栄養分になります。